お笑い新報

旧コラム

前の続き。

当たり前だが、こんな住民投票には法的拘束力は全くない。国の選挙法を全く無視したものであるのだから当然ではある。だから国側も、この選挙の結果にかかわらず、予定通り基地建設を進める旨の発言をしていた。

さてさて、これに噛みついてくれたのが、超一流のお笑い誌、我らが琉球新報だ。とりあえず、こちらの選挙前の報道を読んでくれ。

「民主主義国家ならば示された民意を尊重しなければならない」「住民投票を軽々しく扱う言動は決して許されない」、おっ、いいこと言うじゃねぇか。そうだよなあ、その通りだね。

うきうきだったんだろうな、県知事選、衆院選挙、割りと思い通りの結果になったから。今回もその勢いで行けると、確実に勝てると見ていたんだろう。

結果。賛成632票、反対445票で、187票差。投票率が86%程度なんで、この島にしては低いな。ただ、この差は島の人口を考えると、結構大きな差。

我らが琉球新報、どんな時でも笑いを忘れない。この結果についても、素晴らしい記事を書いてくれた。

「島を二分した住民投票について政府は重く受け止める必要がある。 」

「住民の分断を深めた政府の罪は重い。投票には「もう工事は始まっている」といった意識もかなり影響しただろう。 」

「ただ結果をもって、計画が町民の全面的な信任を得たとまでは言えないだろう。 」

「187票差がついたとはいえ、住民の複雑な思いを政府は深く理解すべきだ。 」

「防衛省は2015年度末までの配備予定にこだわらず、慎重に対応すべきだ。 」

(続)

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