欲しい物は、自分で買う

旧コラム

前の続き。

嫁や家族は当然身内、恋人も近い将来の身内、こいつらとは基本的に財布が同じなんだよね。つまり、自分が貰ったプレゼントって、自分で買っているのと、さほど変わらなくねぇか?

正月のお年玉、これも似たようなところがあるね。子供にやるんだけど、最終的には親が回収してない?少なくとも、我が家はそうだった。貯金しておく、って名目。

親同士、形的にはお年玉をやっているけど、回収して、親同士精算して、元の状態に戻す。例えこんなことをやらずとも、自分の子供が貰い、相手の子供にあげる、差し引き、プラマイゼロ。何の意味もない。

こういう風に、家庭を一つの家計と考えると、プレゼントってのは、自分で買うのとさほど変わらないことになる。貰った以上、相手にも返すのだから。これは、突き詰めれば、お互いに無駄な出費を増やしているだけ、ということ。

相手からプレゼントされなかった場合に、自分で「欲しいなあ」、と思っていても、「我慢しよう、わざわざ買うほどでもないな」と思い止まっていた商品を、相手からプレゼントされたとしたら、これは金の無駄遣いに他ならないわけで。

これをお互いにやるわけだから、間違いなく無駄遣いになるよね。賢者の贈り物、というが、プレゼントをしあうことで無駄遣いのループをしているだけで、まさに愚者。これは貧乏から抜け出せませんわw。

簡単に言えば、本当に欲しい物ならば、自分でとうの昔に買っている、ってこと。誰かにプレゼントされるまで待つとか、有り得ない話だろ?欲しくて欲しくて仕方なかったら、自分の金ですぐに買うに決まっている。

(続)

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