前の続き。
この中からましなチャリを選んで、出発。チェーンは錆び付いているわ、あちこち、みしみしどころか、ぺきぺきと割れるような音すらするが、ここは沖縄の西の果て、寛大な心で許してやろうw。
本島ですらサービスって面では糞なのに、こんな細かい気遣い、こいつらにできるわけねぇからなw。チャリなんざ走ればいいだろ?ぐらいにしか思っていないことは間違いないw。
仮にも人様に貸し出すものなのにw。整備するなんてことは頭の片隅に思い浮かんだことすらないと思われる。レンタルチャリは別の店もあったが、そちらは野晒しだったんで、多分同じかこれ以下w。
それはさておき、この島の風景は一見の価値あり。特に、沖縄に慣れた人ほど、ね。写真撮って来たけど、これだけじゃ沖縄とわからんだろうな。むしろ、北海道に近い。
この島は、ほぼ牧場。肉牛を出荷している。人口219人に対し、牛3000頭近く。島には起伏がない上に、牧場と林ぐらい。砂糖黍畑がないのが、沖縄らしさが全然ない原因。
もちろん、細かく植生を見たり、海岸の色を見れば、ああ、沖縄、って感じはあるけど、チャリで島内を回った感じは、非常に異質。目隠しされてここに来たら、来たことがなければ、どこだかわからないと思うね。
島の北側が港で、そこから東へ。まずは御嶽。普通「うたき」だが、黒島では「わん」と言うらしい。「わん」、沖縄では「私」の意味だが。自分と先祖、御嶽を同一のもの、みたいな、三位一体?
(続)
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