その後、喜屋武岬方面へ。で、具志川城址に。この辺で観光したことがない名所はここくらいだったので。
糸満市の喜屋武にあるのに、なぜ具志川?と思って、史跡にある解説を読んだが、久米島から逃げてきた殿様が、故郷の名前をつけて建てたとか。
うるま市の具志川にも具志川城址があるんで、紛らわしいね。というか、完全に同じ名前なんで、間違えないように。と思って調べたら、ここの由来となった久米島にも具志川城址はあるらしいw。沖縄県に具志川城址が3つもw。
こっちは大人しく喜屋武城址にしておきゃいいと思うんだが。うるま市の方は、近くを通っただけだけど、あまり見る必要も感じられなかったな。久米島は行ったことがないので知らん。
この糸満の具志川城址は、海岸に面した崖にある。こんな所に建てる城も珍しい気がする。まあ、この跡を見る限り、小さな城だったと思うが。あくまで「城址」だから、石垣なんかがわずかに残っているだけなんで期待はしないように。沖縄は、首里城以外、全部城址。首里城も再現しただけだしね。内地にある城のイメージを持っていると裏切られる。
景色はなかなかいい。まあ、大体は喜屋武岬からの光景と同じだけどね。切り立った断崖の光景。
でも、こんなところの城、台風とかどうしてたんだろうね。こんな海岸なら、昔の建築なら、すぐに吹っ飛ばされそうなぐらいの強い風が吹くんだけど。まあ、だから城がなくなったのかも知れんが。
廃城になった経緯とかもわからんね。沖縄の歴史はそこまで深く研究されていない感じ。戦争で壊れてしまったものもたくさんあるだろうし、今後もなかなか研究は捗らんだろうな。
(続)
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