九州紀行2017・18

旅行記

他に、胡麻鯖も食ったし、満足。日本酒も旨いし。折角の内地だし、もっと日本酒と旨い魚でぐびぐび行くべきだった。正直、もつ鍋だの水炊きだの、肉類はどこで食おうがそこまでの差はないんだから(沖縄でも、値段は高いけど五臓六腑で良いもつ鍋は食える)、魚だよね、旅の醍醐味は。

宿に戻りながら、どこか1軒探そうか。ラーメン?いや~、飲んだ後の締めラーメンとか、もうやるべき年じゃねえっての。皆食うらしいので、そこへ。

まだ餓鬼んちょもいるしね。しかし、コミュニケーション能力だけは抜群だな、こいつら。前の店を出る時に、餓鬼が先に出て、ガラス越しに見えたんだけど、餓鬼んちょ共と店員がぺこぺこ挨拶している。

?何言ったんだ、餓鬼共。聞けば「美味しゅう御座いました」と御辞儀されたから、店員は挨拶を返したらしい。どこでそんな言葉覚えたんだ。いや、相手が喜ぶツボを押さえて置くってのは今後の人生で色々大事だからね、立派。

ラーメン屋に向かって歩いている途中、餓鬼共が先行していて、信号が赤に変わって分断されてしまった。「待っとけ!」、大人しく聞いたは良いけど、信号の向こう側で歌っているストリートミュージシャンの前に2人して座り込む。

何か話しているか?あれ。取り敢えず聞いている。青に変わって信号の向こう側に行ったら、「あ~あ~アンパンマン~や~さしい君は~い!け!皆の夢~ま~もるため~!」とか、青年がまじで熱唱している…。

リクエストしたらしい。信号待ちのこんな一瞬の間で。恐い物なしだな、こいつら、この年齢で路頭に迷っても生きて行ける。どんな教育したんだんだろうなあ。ニグレクト(neglect・育児放棄)のせいで逞しく成長したのかもなあ?

3軒目、ラーメン屋の名前を憶えていない。俺はラーメンは食わないで、酒。ソフトバンクの優勝セールで安かったから、これは有り難いと、がぶがぶと。酒を買って宿へ。でも、大して飲まずに、すぐに寝る。

(続)


宇佐神宮~天神。夜の写真はぶれてくれた方が、はっきりと色々出さないで済むので助かる。

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