適当に歩いて、これと言って特に、と思いながら、繁華街の端らしきところまで来た。お?小料理って看板が2つほど見える、今日の目的の1つとして、本物の福島弁をウメに聞いて貰うって事もあったので、こう言うのが良いか?

うちの母ちゃんは横浜暮らしも長いので、俺と話す時には全然訛りが出ない。親族と話す時はやっぱりそっちに切り替わる様なんだが、それじゃ詰まらんしね、福島楽しめない。

綺麗目の、小料理椿に突入したんだけど、今日はもう予約で満席、との事。平日でそんなことあるんだ、凄いね、まあまた次回と言う事で。もう1軒はす向かいにあった、小料理静、こちらに突入。今調べてみてもネット上に何の口コミもないよ、そんなディープな所に良くいきなり突撃したもんだ。で、ここで目的は達せた。

婆ちゃん1人でやっている、小さな店。開けたら、びっくりしてたよ、人相怪しい見知らぬおっさんがいきなり2人乗り込んで来た訳で、多分こんな事はこの店でそうそうある事ではない筈、強盗と思われても致し方なし。

「おらの店に観光客とかくんだか~、は~」完全に俺が聞き慣れた爺さん婆さんの言葉だな。良かった。コロナ心配していたね、最近掛かったとかで、確かに老人には怖いかも知れんな、多分大丈夫、俺ら何の症状もないし。

先客で爺さんが1人いたので、4人で会話、もうこれで店内はほぼいっぱいだな、後、婆ちゃんがこれ以上は対応出来んだろうし。福島の方言の面白い所は、話の内容はほぼわかる、と言う事だ。基本標準語に強い訛りがあるだけなので。

沖縄とか、佐賀でもそうだったが、本物の方言は通訳がないと俺は分からない。ま、俺が福島弁の音にはある程度慣れているってのもあるだろうけどね、取り敢えず変な言葉は余りない。

「んだか~」「んだした~」の様に伸びるのが多い、聞いているだけで結構笑っちゃうと思うよ、世間一般で言う正に田舎、の発音なので。その場で捌いてくれたほっき貝の刺身は美味かったな、新鮮なのは良い。

後は色々、料理は御任せ、酒を作って貰って、この街の話を聞く。やっぱり小さい街だからな、他の飲食店の事も大体わかる様だ、スナックはやっぱり姉ちゃんは大概外国人だと。

原発がどかんと言ってから、やっぱり治安は悪くなったと言っていた。作業員が沢山この小さな町に流れて来た訳で、突然よそ者が増えたのだし。また外国人も大分増えたようだ。レイプとかもあった、と言う事。

ただ、ここで聞いたレイプされた80の婆さんのは立件できたのかな?婆さんが「よがった~」としか言わないって。まあ30~40年ぶりの若い野郎の物は良かったのだろうな、然も嬉しいだろうな、勃ってくれるんだから。

とまあ、こんな話を聞いて、げらげらと。次また来る時まで元気でいてくれると良いね、更に、近くのスナックも紹介して貰った、ここがいいよ、って事で。

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