「呷るか、呷らぬか、それが問題だ。」俺の改変。元は、To be, or not to be, that is a question.坪内逍遥の有名な訳だと「存(ながら)ふるか、存へぬか、それが疑問ぢや」だが、沢山議論があって様々な訳がある。「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。」なんてのが今は多いとか。
英語嫌いでも、これ位は知って置いても損ではない。シェイクスピアの『ハムレット』の一節。シェイクスピア、イギリスの中世の劇作家。四大悲劇『ハムレット』『オセロ』『リア王』『マクベス』、皆、名前位は知っているだろう。
オセロってゲームあるけど、あれは商標名で、1973年に日本人が考案した。この商標名は当初はツクダオリジナル、今は色々周り巡ってバンダイナムコの傘下にある様だ。
他の会社が勝手にこの名前を使う訳には行かないので、無許可の場合はreversiリバーシと呼ばれる。reverseリバース=逆にする、から取ったのだろう。黒白引っ繰り返すからな。
シェイクスピアの『オセロ』は、メインの男女が黒人と白人で、展開が目まぐるしい悲劇。ゲームのオセロの名はここから。圧倒的優位に進めた終盤の数手で大どんでん返しの悲劇を食らったりする辺り、実に上手いネーミング。
オセロはまだコンピューターによる解析は済んでいない様だ。チェスや将棋に比べれば遥かに単純なのにな。とは言え、完全には済んでいないだけ。4×4と6×6は後手の白が必勝と解析済み。一般的な8×8では、双方にミスがなければ恐らく引き分け、だそうだ。
将棋だのオセロだのは、餓鬼の頃に弟とやって毎回勝つから面白いのであって、負ける勝負はすべきではない。親父とやって負けて馬鹿にされて、良く盤面を引っ繰り返して泣いていた。
(続)
座間味島。で、渡し船で渡嘉敷島へ。
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