・フリーブックス騒動で思う事
ネット上で漫画が読み放題、って事で騒動になった。今は閉鎖。こう言うのって、サーバーを国外、特に日本と交流が少ない所に設置して、やるらしい。日本の著作権は日本国内及び、国交を結んでいる国で著作権に関して合意が出来ている所、にしか及ばない。
極端な例を出せば、日本と完全に敵対している北朝鮮は、日本の著作権なんて物を保護する気はゼロ。そこにあるサーバーに対して日本は手出しが出来ない。
だから、根絶する事は不可能。今回フリーブックスが潰れたけど、今後第2第3と出て来る事は余りに見え見え。なんで、俺は出版社の方が諦める事を勧める。
大体ね、音楽だの芸能界だのスポーツだの、貰い過ぎなんだよ。この世の全ての不幸は、生産量が足りない事のせいじゃない。分配が上手く行っていないから起きる。
現在の食料の生産高だと、世界中全ての人口を賄う事は余裕らしい。でも、食える奴、食えない奴が出る。これは、分配が下手糞だからだ。そう言うシステムを人間が未だに開発出来ていない事を意味する。
芸能人やスポーツ選手が数億貰うとか、絶対に違う。どうでも良い娯楽で金が稼げるってのは確実に分配方法が間違っている。死に掛けている人間を尻目にそれはない。
著作権に関しても、この延長。たかが本や漫画、そんなんで稼ぎまくれた今までがおかしい。あんなもん、無料で読めてなんぼよ。そもそも、図書館ってずっと昔からあったしね。金を払う方が間違っている。
世間が言うには、こうやって著作権で守らないと、作者のやる気を削いでしまう、らしい。阿呆が。そんなんでやる気を削がれる様な奴は何も書かなくて良い。いや、寧ろ、書くな。ごみが増えて、本当に優秀な作品が埋もれてしまうだけだ。
儲からないなら書かないってんなら、書くな。そんな奴の文を世に出す必要はない。儲からなくても書き続けて、死後に漸く評価される事なぞ今までに幾らでもあるのだから。と言うか、寧ろそれが普通。不遇の作家の作品こそ、後世に残る。そう言う物こそ魂が入った作品。
阿嘉大橋。左が慶留間島。
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