病気・1

管巻き

これをまず定義したい。俺の解釈としては、読んで字の如く、気の病、詰まり、気のせい、だ。先人は上手い事言ったもんだね、この言葉、素晴らしい。

一歩先に進めて言えば、人類皆同じ、どこか調子が悪いなと思っても、それは皆何かしらそう言う所はいつでもある筈だし、体のどこかしら何かしら気になるなあ、って所は毎日ある筈で、結局、気のせい、に過ぎんって事だな。

病は気から、正にこの侭、気にするから病なのであって、気にしなければ病ではない。意識するからこその病気なのであって、これが日常と思っていればそれは病気ではない。

鳥から見れば、飛べない人間は身体障害者。魚から見れば、溺れる人間は身体障害者。同じ事だ、現在病気と呼ばれる物も全てその人間の個性、別に何もおかしくはないし、治す必要もない。寿命も様々。

病気は辛い、って、病気だからではねえよ。抑々生きていれば辛い事なんざ腐る程ある、毎日感情の起伏、これがない人間なぞいる筈もない。それを病気と呼ぶならば、人生その物が病気だ。

もし現在俺が病院に行けば、多分とんでもない数の病名を頂けるだろう、勲章とも言える程に。絶対アル中って診断されるだろうし。

牧志辺り。再開発中。

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