またしても天気が、の続き。
男が撮った写真は景色とか対象物のみが写っているが、女の撮った写真には自分が入り込んでいる。女が撮りたいのは「景色」ではなく、「その景色にいる自分」。要するに、自分が大好き。
女に自分の容姿の偏差値を自分で付けて貰った場合、男が付けるものよりも上になることがほとんどだろう。男から見て40~50の奴が、自分で60だと思っていたりする。これに対し、男は大体妥当な評価が自分で出来るはず。
女は大概自分を可愛いと思っていて、多くの場合、ここが唯一とも言えるプライド、アイデンティティなので、容姿を貶すと烈火の如く怒ることが多いね。この虎の尾は何度も踏んだので間違いないと思う。
自撮り棒を持っているのは大概女のグループだしな。男が「写真を撮ること」自体にのめり込んで一眼レフを買うのとは対照的で、女の場合は「写真を撮って貰うこと」が好きなので、プリクラや自撮り棒、ってわけだ。
俺がここで使っている写真を見返しても、景色ばかり。自分を嵌め込んで撮ろうとか、まず思わないね。旅先とかで真っ昼間からビールを飲んでいる時、これは人に見せびらかしたいので、自分を撮る、ぐらいだ。
カップルでも大概男が撮影係にさせられている。で、ビーチで撮影会、哀れなものよ。ブログやSNSでも同じで、知り合った女から、自分が書いているのを見てと言われて、渋々見たりもするが、寒々しい。
(続)
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