前の続き。
泡盛に使用されている米は他の銘柄ではほぼタイ米なので、島の米を使った純粋な意味での沖縄産泡盛としては数少ない銘柄が「しまぐみ」ということになる。他に「八重山」「与那国(の一部の銘柄)」などしかない。
「照島」は後に残る甘さを感じた。「しまぐみ」の方はすっきりしているが度数が25度でやや低い。因みに、ビールはオリオンが飲まれていたが、船での輸送費のせいか割高であることが多かった。
さて、伊平屋島前泊港に到着。海上から見るといくつかの山々が接続してできた島に見える。これをチャリで走る訳だがどうだろう。集落間の山を越えるのがきついか。
と思ったが、実際にチャリで走った感じ、北側の一部を除けば大したことはない。レンタカーを借りるほどの大きさでもなく、車なら半日も掛からずに観光して回れてしまうだろう。レンタカーならば一泊で十分。
今回俺は二泊。チャリで周るならば余裕を持ってこれくらいが良い。それに、俺にとっての観光は鍛錬だからな、体力と知力の。だから極力、車は使わない、というのがルール。
それに、沖縄の離島をチャリで走る爽快感が好きなので。やはりこの太陽と風、雲と海、土と木々、気温と匂い、これらを肌で感じなければ。車では見過ごしてしまう小さなものに足を止めて、というのができるのもチャリの魅力。
(続)
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