前の続き。
戻ってロマンスロードへ。美しい海が見られるからロマンスロード、ということだろう。鬱蒼とした小径を行くと、突然視界が広がり、透き通る海が出て来る。四阿があるので、そこでゆっくり眺めるのが良いだろう。
途中、梯子があって、崖の下の海に出られる。ウディ浜と呼ぶらしいが、ここは結構大変。子供は無理だろうな。梯子の後、岩場を下りていくので。もし行くにしても十分気を付けてくれ。
降りて泳いでみる。大きい魚は多少いたのだが、数は多くはない。このビーチは泳ぐよりも眺めた方が良いだろう。よって、四阿でのんびりした方が良い。
そこから今度は東海岸。と言ってもすぐ、ウパーマ。ここは星砂の浜。星砂というのは、正確には砂ではない。砂と言うのは岩石が風化、浸食の過程で砕けたものを指すが、星砂は有孔虫の殻。つまり、生物の死骸、ということになる。
久高島は持ち出し禁止というルールのお蔭か、この星砂が残っている。このビーチにも確かにあるね。そんなに多くはないけど。各地の星砂のビーチは、どんどん持ち出されて数が減っているが、この久高島は大丈夫だろう。
ただ、この久高島では種類が少ないような。純粋な星形ぐらいで、太陽のような奴はあまりなかった。俺が今まで行った離島だと、鳩間島が一番量も多く、種類もあったな。
(続)
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