沖縄の漁業も危ない?、の続き。
沖縄らしいと言えばチャンプルー料理。でもこれも野菜炒めの発展系に過ぎない。ゴーヤー、ソーメンを使うのが独特とは言えるか。でも、ラフテーは、要は角煮だし。
中身汁とかチーイリチーとか山羊料理とか、独特なものはあるけど、これらは日常的には食わないし。ポーク卵やタコライスは日常だから、むしろアメリカ文化の影響が強いのが沖縄料理と言えるかもな。
交易で発展したのが琉球王国と言うが、東南アジアのように香辛料を使った料理もほとんどない。データを見ると、干し椎茸と鰹節の消費量が全国1位。つまり、出汁文化。こう考えると完全に日本料理だな。
食用油と風味調味料の消費量は全国1位だが、塩分と砂糖の摂取量は日本人平均の7割ということなんで、沖縄料理は意外に薄味。つまり、和食本来の形に近いと言えるのではないだろうか。
米文化ではないのが和食との最大の違いだろう。沖縄で稲作は一応やっているんだけど、そんなに向いていないようだな。黒米っていう変わった種類の米を作っていることが多い。食ったことはあるがまずい。
一応それ以外の米の種類も栽培してはいるようだけどね。その銘柄もいずれ食ってはみたい。因みに、アメリカ文化の影響が強い割にパンは大して売れていないようだ。
(続)
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