沖縄の定番ビール、オリオンビールは、現在アサヒビールの傘下にある。それを生かして、内地でのオリオンの販売をアサヒが担当、沖縄でのスーパードライの製造、販売をオリオンが担当している。以下にまとめる。
沖縄のオリオンビール:オリオンビールが沖縄で製造・販売
内地のオリオンビール:オリオンビールが沖縄で製造・アサヒビールが販売
沖縄のスーパードライ:オリオンビールが沖縄で製造・販売
内地のスーパードライ:アサヒビールが内地で製造・販売
オリオンビールは製造が沖縄のみ。内地ではアサヒブランドになっていて、オリオンの3つ星以外にアサヒのロゴも入っているが、製造は沖縄なので味は同じ。販売がアサヒというだけ。
内地のオリオンがまずいという人もいるみたいだが、あるとすれば、輸送による劣化ぐらいしか考えれらない。でも、缶ビールがそんな簡単に劣化するかね?多分気のせいだ。
内地でオリオンを製造していないのは、アサヒの工場のラインをオリオンビールに振り分けて作っても、内地でオリオンがそれほど売れるわけじゃないから、だったら、輸送した方がコストはかからない、ということなんだろう。
だが、スーパードライは、それなりの知名度があって、沖縄でも売れるから、内地の工場で作ったものを輸送するコストよりは、オリオンの工場で作った方が安上がり、となる。
まあ、アサヒの方が上なので、言うことを聞くしかないだけなのかも知れない。それは兎も角も、スーパードライは、沖縄と内地で、製造者が違う、ということになる。
(続)
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