特別ゲスト、の続き。
ニモは、噛んだりしないし、悪戯も酷くないんで、フェレットにしては大人しい方だが、それでも、家の中を自分の気が向くままに散歩して、人間なぞお構いなし、って感じだった。それを俺が無理矢理抱きかかえたりしていたけどね。
そんなこんなで宴も酣、普段全く電源が入ることもないテレビを2台とも稼動させ、ボクシングやら紅白やら。蕎麦を食って、ゆく年くる年。近くのホテルからカウントダウンが聞こえて来る。
新年の花火。沖縄の冬場は風が強いので、打ち上がってからだいぶ流されていたな。それを見て、シャンパンを開ける。鍋も焼肉もうまかったし、満足。普段の伽藍堂の部屋も、この日は華やかだ。
新年だし、初詣、一応行ってみるか。外を歩けば酔い覚ましにもなるしな。昨年も波之上宮に行ったのだが、大混雑で、お参りはせず帰って来た。今年はどうか。
近くに来ただけで、もうわかる。車が渋滞し始めているし。案の定、と言うか、去年よりも並んでいるような。沖縄という、日本の中でも異質な地域であっても、神社は身近なものか。いや、ただ単に、お祭り騒ぎが好きなだけだな。
こんなのに並んでいられないので、大行列を確認して、家に帰って来る。再び、宴開始。ウメが旅行土産で買って来てくれた牛乳焼酎「牧場の夢」の原酒を飲み始めた辺りから、記憶が怪しい。
底が三角の穴開きお猪口、これも今回ウメに戴いたのだが、これで一気飲みしたりすると、やばい。このお猪口は、穴が開いているので、テーブルに置けないから、注がれたら飲むしかない、という代物。
(続)
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