渡嘉敷島観光ガイド・その1

旧コラム

渡嘉敷港にて、の続き。

さて、この辺で渡嘉敷島の紹介でも。2014年3月5日に31番目の国立公園として指定された、慶良間諸島国立公園、その中でも最大の島が渡嘉敷島。

慶良間諸島は2つの村で成り立っていて、渡嘉敷島を中心とした渡嘉敷村と、座間味島、阿嘉島を中心とした座間味村。同じ慶良間諸島で隣接しているが、2つの村を結ぶ航路は非常に小さな船だけ。

この渡し舟、慶良間航路は、定員12名、一日2便だが、オンデマンド運航なので予約が必要。しかもこれ、2013年からようやく始まったばかり、という有様。片道800円。

この2つの村、隣接しているのに、この移動の不便さ、ま、正直、仲は良くないだろうなw。よって、慶良間諸島を観光する際は、渡嘉敷、座間味の両方を回るのはお手軽ではなく、どちらかに絞って行くことになる。

那覇から見て、慶良間諸島の玄関口になるのが渡嘉敷島。那覇泊港から、高速船は1日2便、オンシーズンは3便、フェリーは1日1便。高速船で35分、フェリーで70分。高速船は、往復4740円、フェリーは往復3160円。

那覇から行ける最もお手軽な離島が渡嘉敷島だ。慶良間は海の透明度が非常に高いので、ダイビング客が多い。シュノーケルや普通の観光でも十分楽しめる。慶良間ブルーを見ているだけでも満足できるだろう。

渡嘉敷島の集落は主に3つ。島の東部にある渡嘉敷は、フェリー、高速船が到着する港の集落。村役場もこちら。中心部と言えるのだが、宿は3つしかなく、ここは地元の人間が住んでいる集落であって、観光地ではない。

(続)

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