比治大滝

旧コラム

前の続き。

さて、先へ。麓のキャンプ場から比治大滝までの中間地点が吊り橋らしいが、ここまではすぐに辿り着く。吊り橋も結構大きくて、揺れて怖いって感じもない。むしろここからが本番で、滝までは結構階段の上り下りがあるんで、覚悟。

まあ、手すりも設置されているんで、足元にさえ気をつけていれば大丈夫だろう。静かなせせらぎが、だんだんと激しい音になっていく。滝はもうそこに。鬱蒼とした森の中を行くのが、雰囲気があっていいね。

滝自体はなかなかの大きさではある。遊泳は禁止されている。内地であちこちの滝を見たことがあるが、日光で言うならば、竜頭の滝の一部を切り取ったような。こじんまりとした湯滝、ってところかな。

まあ、日光で例えるのが悪いかw。向こうは日本有数なんだし。でも、沖縄でこんな光景は普通見られないし、ジャングルの中を歩いていくような趣も独特。山原まで来たら、一度は。

夏場は蚊が多そうなんで、今の時期がちょうどいいのかもな。来ていたのは米兵が多い。彼らは、こういうアクティブでチャレンジングな所を好む傾向がある。まあ、体力有り余っているからねw。

帰り道は余裕があるんで、行きは写真を撮らず滝まで直行して、そこから写真を撮って帰る、ってのがいいかもね。ちんたら行っても往復で1時間半、頑張れば1時間もあれば十分か。

冬場でも厚着は不要。階段の上り下りで、すぐに暑くなってくるので。突然のスコール対策で、合羽ぐらいは持って行った方が安心だろう。足元はぬかるんでいたりもするんで、ビーチサンダルはさすがにやめた方がいい。

帰り道の入り口付近で中国人の観光客達とすれ違ったが、そのよぼよぼの歩き方では無理じゃねぇか、ってのがいたw。いくら整備されたと言ってもねぇ。新たな死亡事故のニュースは聞かないから、無事帰れたかw。

(続)

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