坂元激・2

飲食店紹介

言いたい事は沢山あるなあ。まず、二郎の様な食い物は野郎の学生がメインターゲット。市場近くの様な観光客メインの、それ以外の客と言えば、近くの寂れた商店を営んでいる様な死に掛けのジジババ、そんな街でこんな重いラーメンが受ける訳がない。

アクセスが徒歩ってのもかなり痛い。以前の店の客層を見ても、土方系が多く、彼らは主にバイクで移動している。考えれば当たり前の話で、汗を掻く事も多く、汚れる作業服を着ている彼らは、臭いの篭もる車より、バイクの方が便利。

そのバイクですら、市場近くのあの場所では、多少離れた所に止めて歩く必要が出て来る。国際通り近辺なんて渋滞も酷いし、面倒極まりない。

ターゲットがそう言う客層だったのに、何でこんな最低の場所に出したんだ。店内はかなり広く、二郎にあるまじき喫茶店の様な感じの、殆どテーブル席で、このせいでセルフサービスに出来ない。

つまり、仮に繁盛しても人件費が掛かって来る事になる。と言うか、これだけの席数を満席に出来る様なオペが、二郎系のラーメンで出来る訳がないけどね。麺が太くて茹でるのに時間が掛かるし。

メニューもね。そもそも、中本系と二郎系の両方を同じ店で出そうなんてのが根本的に間違っている。だから、作りが甘くなる。

二郎も中本も、これだけ有名になっても基本、ラーメン一本、同じ味で勝負しているのに、個人経営の沖縄の店が両方良いとこ取りしてやろうなんて、土台無理な話。そんな事が出来るなら東京で誰かが既にやっている。

(続)


雄大な桜島。

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