【慶良間紀行・3】阿嘉島散歩

離島

以前この島に来た時は3月だったので、散歩しただけで、海の中は全く見ていない。さて、泳ごう。先客のフランス人たちもいるし、ここで間違いないだろう。が、連れはまだ酒が残っていて、気分が悪いらしく、堤防で寝る。よって、俺一人でシュノーケル開始。

まあまあ。魚は沢山いるのだが、満潮時だったんで、随分と下の方に見えた。ここは干潮時に来た方が良いだろうな。そこそこ堪能したんで、宿に戻る。奴はグロッキーなんで部屋で寝る。俺は夕陽を見に展望台へ。写真を撮って来て後で見せてくれ、だと。何しに来てんだ、こいつ。

阿嘉島は、小さい島の癖に、集落が海岸線に沿って横に広く、端から端までは10分程度掛かる。その先に展望台。急な坂を上がるし、結構大変。往復40分程度の良い運動になった。夕陽はそこそこ、目の前に広がる奇岩の列が面白い。

帰りに集落を散歩してみたが、早速、慶良間鹿に遭遇。慶良間諸島の有人島の中では、ここ阿嘉島と、橋で繋がっている隣の慶留間島でしか見られない。と言っても、この島にうじゃうじゃいるんで、全然レアではないんだけど。

2頭いた。神社の境内内。明るい内から堂々としてやがるな。一応、近付くと逃げて行くけど。この島での目標を達成出来たんで、満足。連れは部屋で寝てやがるけどな。何しに旅行しているんだか。

宿に戻って、シャワーを浴びて、夕食。二日酔いで食欲の湧かない連れは、宿の奥さんに胃薬などを貰っていた。ったく、考えて行動しろよな、ぼちぼちいい年なんだからよ。食事は旨かった。

(続)


阿嘉島の展望台から。地平線に雲があって、沈む所までは見られなかった。

堤防で寝ている奴。黒い。

阿嘉島の神社。正確には御嶽で、鳥居は明治以後に押し付けられた物。

展望台から阿嘉大橋を望む。

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