【動物系・9】与那国蚕

管巻き

沖縄の在来の馬としては、宮古馬与那国馬が有名。これもかつて旅行記で書いた事がある。どちらも、普通の馬と比べると、小さい。島嶼化の典型例だろう。

宮古牛や石垣牛はちょっと事情が違うか。大きさは普通。まあ、あれは、その肉を食う為に、人間が無理矢理餌を与えて奴らに食わせる訳だから、小さくはならんだろう。島嶼化は飽くまで自然淘汰の一種だから、人間が人為的に変更を加えれば、それは起きない。

逆の話も。与那国島には「ヨナグニサン(与那国蚕)」がいる。日本最大の蛾。翅の面積では世界最大らしい。島嶼化の、「小型動物は大型化する」、って奴だ。

石垣島と西表島にもいるらしいが、こいつは見れる時期が限られているし、夜行性だし、森の中にしかいないし、生体を見よう!と、よっぽど意気込んで行かない限り、まず見れないだろう。

俺も与那国で見ていない。これの博物館「アヤミハビル(与那国蚕の現地名)館」があるが、そこでも生体は見られない。天然記念物なのでね。俺が行った時は、博物館すら休館日で見れなかった。悔しい。次回の課題。

沖縄のゴキブリもでかいと言われる。でも、ちょっと誤解がある。普段見る奴は、確かにでかいのが多いと思うけど、これくらいなら東京にも普通にいる。我が家では小さいのをたまに見るぐらい。殆ど自炊していないので、奴らからすれば、使えない家なんだろう。来ないね、奴ら。

(続)


イーフビーチホテルのプール。子連れには良いだろう。

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