逆詰将棋

この世はこれなんだなあ、って最近痛感する事が多い。大分でもやらかして来たし。この世は詰将棋ではないよ、真逆。絶対に追い詰めてはならない。窮鼠猫を噛むと言う通りで。

常に退路を用意して、こちら側の目的地に運んで行く。逆詰将棋、意味分かるかなあ、自陣の一番手前、そこに相手を運んだらこちらの勝ち、そんなイメージ。勝利条件が真逆。詰めたら絶対に駄目なんだ。

相手が好き勝手動くのを防ぎながら、誘導して、徐々にこちら側へ、こちらは前へ前へと退路を断ちながら進めて、向こうは逆に前に進むしかなくて、最終的にこちらに持って来れたら。で、本人は寧ろ勝った気分。

一対一で遊んでいるならね、盤面引っ繰り返して、以上終わり、これで済むんだろうけど、衆人環視の中、そうも行かない盤面も増えつつある。ここで切れないでどう対処して行くか、これこそが腕の見せ所。

基本的に仕事しかやる事がないから、ずっとその事ばかり考えている。自分だけだったら、悩みながらもすぐに答えは出るし、後はやるだけ、気楽、そうやって今迄作って来た。今後もこれで余裕。

ステージが変わったんだな、って。結局一人で出来る事には限りがあるから、どこかで関係は必要になる。だから仕事にその管理も追加。世の中大変だね、今頃になって漸く分かって来た様な。

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