【打ち切り11】人の嫌がることを

旧コラム

例えば、野球。投手は打者のタイミングを狂わせる為に緩急を使い、打者は臭いところをカットして投手に球数を投げさせる。相手が嫌がることをやるのがスポーツの基本。勝負ってのは、そういうもんだろ?

堂々と真っ直ぐで勝負して来いなんて言う、清原みたいな阿呆もいたが、所詮はシャブ中の戯言。相手が持てる力と知を全力でぶつけて来て、それを粉砕するからこそ、勝利の意味はある。ルールに沿っている限り、卑怯とか、無い。

この稼業も同じだぜ?パチ屋が撒いてくれる餌、この量は決まっているんだから、この一定量のパイを客同士で奪い合う、これがパチプの真実。だから、他の客に利益を渡さない為に、他の客が嫌がることをするのが、定石。

朝一、めぼしい台は1枚掛けで回して、潰す。リールのぶれを知っているのは自分だけで良い。他の客に知らせる必要はないからな、こういうのは。ちょっと前にも流行ってたろ、AT機で、やめる前に変則押し、とか。

こう考えると、たまーにとはいえ、時々金になる情報をこのコラムで書いて来たりした俺の心は、情愛に満ち溢れている。こんな頻度でも感謝しなさい。貪欲なのは宜しくないよ、パチンカス君、足ることを知れ、と言うことだ。

しかも、パチンカス君はどうせ読んでいないんだろうけど、足を洗って勉強すると良いよ、なんて忠告までしてあげている。勉強しなさい、なんて言ってくれるの、普通、親だけだぜ?どうせ今まで聞く耳持たなかったんだろうけど。

(続)

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