【和食13】辺野古問題の根底

旧コラム

以上のモデルでは、結果的に低レベルと高レベルは同じ結論に達している。馬鹿と天才が紙一重と言われる所以だな。中途半端な思考しか出来ない奴が一番危険、とも言える。

ただ、結論は同じでも、そこに至るまでの過程は大いに問題ではある。何も考えず正しい答えに辿り着いたとして、それは次回もそうなるとは保証できない訳で。今回のは単なる運に過ぎない。

沖縄は残念ながら…、と思うのはこの点だね。今回はたまたま結果が正しくても、その過程がしっかりしていなければ、危うい。でも、変に勉強して中レベルで止まってしまうと、それもそれで危うい、と言うね。難しい所よ。

ただ、沖縄の文化が日本文化に飲みこまれつつあることを肌で感じているからこその、現在の普天間問題なのかな、と言う気もする。つまり、辺野古に基地を移設するとか県外とか、そういう上辺の問題では無い様な。

この島の人間も、自分たちの文化が危機に瀕していることを薄っすらながらも察していて、それが思考の潜在的な部分にあるからこそ、事あるごとに中央の政治に反発するのではないか、と言うこと。

沖縄にじわじわと侵攻して来ている日本文化に対する敵対心、沖縄が日本に埋もれる、食われる、と言う危機感から、中央の政策にいちいち盾突く。この点では、先程のモデルで言う、中レベルぐらいにはあるのかも知れんな。

(続)

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