離島の信号

旧コラム

みどりや旅館、の続き。

メニューはこの日は沖縄そばしかなかった。他には焼きそば、味噌汁などもあるようだ。この島で沖縄そばと言えばここが名店、ということだが、味は標準的。麺は手打ちと聞いた。

再び観光に出発。ちょっと集落を車でうろつく。信号は一か所だけあるな。この島に信号なぞ要らないのだが、こういう田舎では教育の為に設置することがある。この島で育った子供が他の場所に行った時に、「何これ?」とならない為だ。

学校で教えれば済む話だし、テレビとかでも見るだろうから、そんなこと有り得んと思うけどね。同じ島嶼部でも、渡嘉敷、座間味、伊平屋にはあったが、波照間、阿嘉、久高、津堅などにはなかった。

ガソリンスタンドは一軒、スーパーは二軒。飲食店は数軒あるようなのだが、営業しているかが不明なところもある。今回見た限りでは、居酒屋は一軒、スナックが一軒、もう一軒は居酒屋かスナックか微妙、で計三軒だけ。

集落の東の方にある御嶽とフクギ並木を見に行くが、ここで大雨に。しばらく車を走らせながら止むのを待つ。小降りになって来たので東の海岸を見たのだが、漂着物が多い。要は、ごみだらけ。

転がっているペットボトルの文字を見るとほとんど中国だな。今の中国は高度経済成長期の日本と同じ。まだまだ環境保護と言う概念が薄いんだろう。実際北京の大気汚染などは酷いことになっているようだし。

(続)

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