スクープしろよ

旧コラム

人の不幸は蜜の味、の続き。

こんな端の方のページで書いているだけでは隠蔽と言われても致し方ないような気もしなくはないけれどもね。だがそれでも一応は、隠してはいない。そして、「隠蔽はしない」と言う姿勢こそが自社の信頼度を上げることにも繋がる。

でもよ、新聞社もテレビも、自社の不祥事は基本報道しないからな。しらばっくれやがって、腐ってやがる、としか思われないのに。何でこんな簡単なこともわからんのか。これがマスゴミに期待できない理由。

最近、読売ジャイアンツの福田聡志、笠原将生、松本竜也が野球賭博に関与していたってのがあった。それなりに大きく報道されたのだが、読売新聞では扱いが小さいこと。読売のサイトで検索してもこれしか出て来ねえ。

この姿勢は、朝日だろうが毎日だろうが、産経だろうが日経だろうが、同じ。テレビも全て。自社の不祥事とその謝罪に関しては、一応は書きましたよ、ぐらいに隅っこの方でやるだけ。これでジャーナリズムとか、呆れるね。

自社が関わっている事件であればこそ、それに関する記事は最も早く詳しく書けるはずだ。つまり、他社を出し抜けるスクープ記事なんだから、おいしい。

スクープがあるのに報道しないと言うのは、もう既にジャーナリストとしての魂は自らには無い、と言っているのに等しい訳で、自社の存在意義を否定している。

(続)

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