乗りの軽さと外国語

旧コラム

前の続き。

そしてまた、他国と比べ民度が高いから、言葉に慎重だ。民度が高いというのはつまり、他人とのトラブルを減らす、ということでもある。となれば、当然言葉は選ぶ。日本語の敬語の複雑さなどはこれに当たる。

ま、逆に言えば、色々な言葉が喋れる奴は阿呆と言うことよ。ミチヲを見ればわかる。実際、乗りの軽い奴ほど外国語もばんばん喋れるようになるしね。いや、見下してはいないよ、人間特技はそれぞれ、ってことだ。

何の話だっけ?ああ、俺が英語や沖縄の言葉をいつまでもうまく喋れるようにならないことの言い訳だったな。そろそろ次の酒に行こうか。「大河の一滴」と「喜界島」があるからな。アルテックで買って来た。

前者は以前紹介したことがある、バニラ風味の麦焼酎。別に添加物はないんだけど、寝かせた樽によってこの味がつく、面白いね。後者は黒糖焼酎。俺はこれが気に入っている。瓶のままラッパ飲みで、チェイサーにビールなどを。

豆腐餻が欲しくなって来るね。「とうふよう」な。この最後の漢字は本来「コウ」と読むらしい。だが、似た字で「食恙」、これ食偏に「恙」で一字って意味ね、があって、これが「ヨウ」と読むから、そこから間違われて「とうふよう」になったとか。

沖縄特有の肴。豆腐を発酵させた「沖縄のチーズ」と呼ばれるものだ。まあ、酒を飲まない奴には食えたもんじゃないだろう。だが、泡盛や焼酎とこれは最高に合う。特に、高い古酒を飲むならこれが隣にあって欲しい。

(続)

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