子育てはしたくない

旧コラム

前の続き。

これは飽くまで、俯瞰的な意見。世界の潮流からの考察だ。個々人レベルで見れば様々な意見があるだろう。「自分は子育てを生きがいにしている」、そんな奴もいるだろうし、俺のようにそういうものから逃避している人間もいる。

しかし、世界的な観点から見て先進国ほど出生率が下がる傾向にあるということは、「人間はできたら子育てをしたくないと思っている」と言って良い。どちらかと言うと俺のような考えがスタンダード、ということだ。

こういう、人間の基本的人権とか生命の根幹のような話で常識外の意見を言うと、感情的な反論がたくさん出て来る。特に女性にはこういう意見は受け入れ難いかも知れないな。「子供が大切じゃないわけがない!」と来るだろう。

ただ、社会全体を冷静に分析すれば、こういう結論にしか至らない、と俺は考えている。人間はまず第一に自分の人生があって、それを後世に保管していく入れ物が子に過ぎない。

だから、自分の人生に足りてしまうと子を作らない奴がたくさん出て来る、ということだ。現代の日本は間違いなくこの状態にある。

ま、この話は、書いていたら糞長くなった文章の一部を走り書きしただけ。このまま書くと面倒なことになるので、またの機会にしよう。俺自身もまだまだ議論を煮詰めたいと思っているので、飲みの席での強烈な反論を期待しておく。

(続)

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