マングローブ原生林

旧コラム

金作原、の続き。

雰囲気はわかったので、もういい、引き返す。後から知ったことだが、この金作原林道へのレンタカーでの侵入は店に禁止されているようだ。事故が多いからだろう。俺は未舗装路に入らなければ良いのかと誤解していた。

問題なく大通りに戻れて一安心。途中、虫取り網と篭を持った年配夫婦を見た。本格的な感じだったので、博物館員とかかな?奄美には貴重な動植物が多いので、金目当てでの密猟があるとか。

堂々とやっていたから、密猟ではないだろうが。あれ?そう考えると、レンタカーでこんな山奥まで台風一過後に一人で乗り込んできている俺の方が怪しいな。そういう目で地元の人からは見られるかも知れん、ということだ。

ここから戻って島の東岸、住用町へ。大島紬の泥染め体験ができるところをちょっと覗いたが、休館日。泥の池は見て来た。ここで絹糸を染めるのか。仕組みはわからんが、泥で染めたものが高級品って、何か腑に落ちない。

内海公園は湖に近い内海で、静かな海だ。そこからもう少し先にはマングローブ原生林がある。広範囲に発達したマングローブ林で、日本では西表島に次ぐ2位の広さ。

橋の上から観察するとその広さがわかる。奄美の自然は実に豊かだ。遊歩道があるのだが、橋の上から降りて行く階段を見ただけでうんざりしたので行かず。帰りにこれを上らないとならんってのがね。

(続)

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