教育は、長い目で、根気良く

旧コラム

論破すべき、の続き。

規則を押し付ければ、反発して必ず逆のことをやる。俺もそうだ。ダチョウ倶楽部の精神だね。「絶対押すなよ?」と言われれば「押す」。勉強も「やれ」と言われれば、絶対「やらない」。

勉強させたいなら、生徒が、自分で必要だなと思って勝手にやるまで、待った方が良い。どんな面倒くさい生徒でも、長い目で根気よく付き合う。これが教師に求められる能力。世間一般の学校にはこれが足りないのだと思う。

誰でも、自分で選んだことには自分が責任を持ってやるもんだ。学校なぞ、そのサポートをするだけで良い。基本放任主義、生徒が必要とすることだけサポートをしてやる、これが大事。

俺のルーツは麻布にある。この麻布病を拗らせた結果が現在ではあるが、何の後悔もない。学校で教えられた通りに自由に生活している訳でね。ん?何か間違っているか。でも、人とは違う、荒唐無稽な人生こそが麻布の魂だと思っている。

俺は恵まれたな。告白すると、麻布に入ろうと思って入ったわけじゃない。小学生の俺にはどんな学校とか、まだ理解できなかった。親が選んでくれて、それを受験しただけ。親には感謝している。

むしろ、神奈川の栄光学園が当時は第一志望だった。家から近いからね。が、こちらには落ちたので、多分面接のせいだが、結果、麻布。この運命にも感謝している。

(続)

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