ファンダメンタルとテクニカル

旧コラム

前の続き。

ジンバブエドルのように金が一瞬で紙屑になることもないわけではないからな。こんな場合なら外貨預金でもしていれば助かった。円だってわからんよ。それに、また消費税も上がるんだから、今の貯金、目減りすることになるんだぜ?

そろそろ株の話でもするか。相場で売り買いする際には、ファンダメンタルとテクニカルという面がある。こんなことも知らんで株を弄る奴はいないと思うが。

ファンダメンタルは、企業の業績を見て売り買いする手法。これが王道。テクニカルは、チャート、グラフのことね、を見て売り買いする手法。投機的、と言われる。デイトレーダーなんかはこちら。

アメリカの著名な投資家、ウォーレン・バフェットは、ファンダメンタルで売り買いする。それで巨万の富を築いた。これは基本、長期投資。安い時期に仕込んで我慢に我慢を重ねて、大きく伸びた後に売る。

ある程度の金額を持っていればね、これでも良いのだろうけど。既に地位を築いているバフェットの場合、バフェットが買ったこと自体が値上がり要因になるぐらいだし。最早、自分で相場を操縦しているようなもんで、こうなれば楽勝。

ファンダメンタルで株を買うのが基本的には正しい。ただ、既に書いた通りこれは長期投資なので、買った後しばらく放置しておく覚悟が必要。だから、間違ってもこれだけで食おうなどと考えてはならん。

資産の分散の一つだね。この御時世貯金をしてもろくに増えないので、ポートフォリオの一環という位置づけで。それに、もりもり上がってくれる、少ない投資で食えるほどの銘柄なんて日本にそうそうないからな。長い目で見ないと。

(続)

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