給料日前の妖怪・その5

旧コラム

俺の個人的な経験で一般論が言えるのか、ということだが、先ほど書いた通り、内地のパチ屋では、それほどトラブルに出合ったことがないんだよ。こっちで暮らしている方が期間としては遥かに短いのに、トラブルが多い。

そして、周りの内地からの友人が、皆、口を揃えてこの類の話をする。これはもう間違いない、と確信している。民度、と言う面では、この島は低い。何より、統計が雄弁に語っている。

失業率、県民所得、1世帯あたり貯蓄額、学校給食費滞納率、負債年収費、離婚率、父子母子家庭率、DV発生率、などなど、ワーストがこんなに。でも実は、高所得者比率は結構高い。これは貧富の差がある、ということ。

貧富の差があるほど犯罪は起き易いわけで。パチ屋に底辺しかいないのは常識。その底辺のレベルが、内地に比べ沖縄は異常に低いのだ、ということだ。

どちらかと言うと、若いのはまだまし。彼らは、返還後の環境で育っているから、日本ナイズされている。テレビなどは全国共通の番組も多いので、そういうメディアを通じて、日本人共通の価値観を持っている気がする。

ジジイババアが本当に危険。戦中戦後のごたごたを生きて来て、いろいろと大変だったと思うぜ。それは同情するんだけどよ、でも、性根まで腐ったら人間終わりだぜ?

沖縄のパチ屋では、常に警戒心を持つべきだな。同じ人間と考えてはならない類の妖怪がうろうろしている。こういう出来事を見る度に、自戒している。

(続)

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