ガチプロとヘレン・ケラー

旧コラム

トリプルのバットが光っていないのに入っている、って話を書いていての総括。俺の頭に過ぎったことを適当に管巻いてみようかと。受験の時に読んだ英文だったかな。その内容を簡潔に。

「何が見えるの?」

「特に何も。」

周りのこんな言葉を聴いて、気付いたのです、目が見える人は本当に物を見ていないのだ、ということに。

ヘレン・ケラーの話な。盲人が、もし突然視力が回復して、見ることが可能になったこの世の全ては、新鮮で、どれも目を引くものだろう。「特に何も見えない」ことは、有り得ない。

が、見る世の中は同じなのに、目がついているのに何も見ていない健常者がどれほどいることか。英語ではsee

「目に入ってくる」ことと、look「注意して見ること」は違う。

肝に銘じないとね。目は誰にでもついている。それを使えるものに、役に立たせるようにできるかどうかは、自分の意識だ。目に限らないね、五感全てがそう。これはなつさんから俺も勉強させて戴いた。

結局、本人次第なのだ、全てが。同じこの世界で、林檎の落下を見ているのに、無為に見過ごす人間もいれば、万有引力に気付く人間もいる。つまり、心眼が開いていてなんぼ。

たかがスロットから、話が飛躍しすぎか。でも、どんな石ころからでも教訓を得るのが偉人への近道だと思うぜ。大体、お前らはこんなとこまで読んでいるんだから、スロットに真摯に向き合うべきだろ。

ま、ヘレン・ケラーのこの言葉で、BONUSだけが光っているトリプルを拾う奴がいたとしても、おそらくヘレン・ケラーは褒めてはくれないと思うがね。どころか、草葉の陰で泣いてるわな、確実に。

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