政争の島

旧コラム

子宝の島、の続き。

この徳之島に頑張ってもらうしかないなw。でも、いいことだね、子供は宝、って概念が浸透している。この島の空港、「徳之島子宝空港」って名前がついているくらいだから。

それに、子供は地域で育てる、ってスローガンもあった。素晴らしいね。親だけで面倒を見るのも大変。周りの住人も子育てに協力して、しっかり教育をする、こういうのがあるからこそ、安心して子供をがんがん作れる、ということだろう。

この島には町が3つある。メインが、島東部の徳之島町。ここの中心市街地、亀津に人口が多い。西側が天城町。平土野(へとの)って港町が中心部。ここは寂れた感じだね。島南部が伊仙町。ここは面積的にも小さい。

3つの町の合併話もあったが、流れたようだ。徳田虎雄が選挙に初めて出馬した1980年~1990年にかけて、保徳(やすとく)戦争と呼ばれる、選挙抗争があった。

保岡興治(現衆議院議員)と徳田虎雄との、島を二分する争いで、両陣営ともに公職選挙法違反者が続出。金のばら撒き合戦になったみたいだなw。

この二人の争いは、町長選挙や町議会選挙にまで波及して、島はずだずた。選挙の結果すら島内では賭け事の対象になっていたとか。どの選挙もかなりの僅差だったんで、その都度揉めるから、島が荒れていた時期。

一応、2009年には和解したようだが、こんな経緯もあるし、3町仲良く合併ってのは、なかなか難しいだろう。まあ、こんな政争があるからこそ、自分の陣営の繁栄の為に、がんがん子作りしているのかもしれないなw。

(続)

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