六畳浜

旧コラム

前の続き。

この先には浦野墓地群がある。沖縄らしい墓が集まったところ。本島と少し違うな、と思ったのは、普通の亀甲墓の上に、内地で見慣れた墓が建っていること。両方が合体したような感じ。八重山の墓はこうなのかも知れん。

その先、のんびりしたサトウキビ畑を眺めながら、バイクを走らせる。宿の主人から聞いたシュノーケルポイントは、島の北東部、ここらあたりだが・・・。

おっ、これかな。後で調べたことだが、ここは、六畳浜と呼ばれている。ぱっと見、断崖になっているんで、話を聞いていなければここを下ってビーチに行こうとは絶対に思わないだろうな。

昨年まではアダンの林に覆われていたとか。今では砂利道になっているんで、道路からでもすぐに崖にまでは行ける。が、ここからが大変。崖にある、かろうじて人が通れるような岩場を、足元を確かめながらゆっくり下って行く。

崖だからね、下手すりゃ死ぬよw。ま、そこまでではないが、道なき道を降りて行く。でも、その見返りはある。人が来ないプライベートビーチ、海は勿論美しい。

砂浜は全く踏み荒らされていない、まっさらの状態。踏み固められていないからなのか、非常に柔らかく、歩いているだけでもかなり足がめり込む。この感覚は普通のビーチにはないね。

海は、やや波があるが、遠浅。浅瀬から、たくさんの珊瑚。ここのはソフトコーラルが多い。魚は多様で、結構でかいのも多い。地形の起伏はあまりなく、単調な感じがあるが、これだけ魚がいれば面白い。

(続)

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