半崎にて

旧コラム

ソテツジャングル、の続き。

実際、ここからは山登りになってくる。店を出て、次のポイントへ。高台にある、海亀ビューポイント。春先には海亀が見られるとか。この崖の下にある、人が来ないビーチが産卵場所になっているようだ。

この時は海亀は見られらなかったな。夏の時期は、ここからフーチャの方に移動しているのかも知れん。この岬には望遠鏡が設置されていて、しかも、金は不要。けち臭くなくて良いねw。

次、半崎。広々とした原っぱの岬。万座毛に近いかな。誰もいない、開けた視界が気持ち良いね。思わず、ちょっと叫んだ。やってみて思った。大声を出す機会も、都会にいればなかなかないのだから、貴重なんだよな。

普段は叫ばんよ、もちろんw。でも、周りを気にする必要もない場所で、そんな常識に捉われるべき理由もないわけで。自然の中に一人ぽつんといると、現代人の日常が、いかに見えない縄で縛られているかに気付かされる。

周囲の目を常に意識して、人に迷惑をかけないように、っていう、実に窮屈な倫理観で、狭っ苦しい都市で、現代の人間は生きている、ってね。そういう、箍(たが)を外せるのが、旅の醍醐味かも知れない。

さて、先。ここからがきっついきっついw。ずーっと登りになる。しかも、散々な目に遭ったw。まず、見てみようと思っていた民俗歴史館が、水曜定休で見られず。これは調べてから行かなかった俺が悪いのだがw。

(続)

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