男は黙って

旧コラム

続き。

鯨は哺乳類なので、呼吸をしないとならん。その為に海面に上がってくる。大体は平均15分に一度ぐらいで浮上。ただ、3~10分ぐらいで上がって来たり、25分も出て来ないとかもある。

よって、一度上がって来て発見したら、そこに船を寄せて観察。しばらくは海面をうろうろしているが、尻尾を海面に上げたらそこで深く潜ってしまうので、その時に時計を確認。

大体個体によって浮上のタイミングは一定らしいので、ある程度時間が経つまでは船上でおしゃべり。ぼちぼち浮上するぞ、って時間になったら周囲に注目して、潮が上がるのを探す、って感じ。

この時追った鯨は10分間隔ぐらいで浮上して来ていた。長い奴に当たったら大変だろうねw。なかなか出てこないと間が持たないだろうなw。

だから、ガイドは一生懸命いろいろしゃべっているし、客にも積極的に話し掛けている。でも、そんなに子供をあやすようにせんでいいってw。俺は俺でこの静かな海を楽しんでいるんで、気を使って話し掛けてくれないでも構わんのにw。

都会を逃れて来ているんだから、この大海原の景色だけでも十分満足しているよ。別に、鯨出て来ねぇ、むかつく、とかないからさw。そもそもそんなに鯨に興味がないw。

そんな奴が参加すんなよ、って話ではあるが、俺としては、こういう自然の中でこんな風に探すんだな、とか、ある程度わかればそれでいい。そこまで近くで見られなくても構わん、って思ってたからね。

それに、この日は鯨はぼちぼち見られたから十分だった。結構間近にも上がって来たしね。ザトウクジラは海面で色々な動きをするので、それぞれの行動に様々な名前がつけれているが、それはあまり見られなかった。

ただ、レアな、スパイホップっていう、頭を出して海上を観察する動きをしたようなんだけど、見逃したw。俺の見ていた方向と違うところでやりやがったw。

(続)

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