茅打ちバンタ

旧コラム

前の続き。

まずは、茅打ちバンタ。「かやうち」と読む。バンタは、沖縄の言葉で「崖」。パンダじゃないよw。俺は最初、中国も近いし、いるのかと思っていたのは内緒w。そんなわけはなかったw。

束ねた茅を崖から落とすと、強風でばらばらになる、というのが名前の由来らしい。結構な高さの断崖絶壁だが、そこまでの下からの風は感じないけどね。

この先の海は、珍しい海底の洞窟があるとかで、ダイビングスポットになっている。この崖からは、晴れていれば離島が見える。でも、数回来ているが、大概曇りなんだよなあw。この日も小雨交じり。

次に、大石林山。昔は金剛石林山って名前だった。南城の「おきなわワールド」の会社が管理している。元々沖縄の聖地らしいけど、スピリチュアルとかパワースポットとか、胡散臭い売り出し方をしているのが非常に気に食わないw。

いやね、ここの地形、そんな売り方すんなよ、と思うんだよ。世界最北端の熱帯カルスト地形、つまり、日本で唯一のもの。これで十分じゃねぇか。

山口の秋吉台などで有名な、石灰岩が侵食された地形がカルスト地形だが、熱帯の方が雨量が多く、その分削られた結果、円錐型になりやすいのだとか。

両方見たが、沖縄のはとげとげしいイメージ。岩それぞれが、秋吉台のはもう少し丸みがある。こっちのはかなり鋭い。こういう光景はなかなか珍しい。

なぜこの地形そのものを楽しませよう、という気がないのか、非常に腹立たしい。学術的解説が少な目なのもいまいち。オカルトに頼る必要がない、立派な景観だぜ、これ?

(続)

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