一人暮らし・その2・反エコ

旧コラム

貧乏性なんかな。両親は戦後の物がない時代で育ったせいか、いろんなものを保存しておく。空き瓶なんかは当たり前、発泡スチロールのトレイとか、ちらしの裏が無地ならばメモ用紙としてまとめていたり。

味噌汁のカップ、コーヒーのカップ、ゴム、針金の入った縛る奴、刺身についてくるわさび、生姜。なんなんだ、これは。埃をかぶって汚らしいこういうのは全部捨ててくれよう。

俺は使い捨て文化に大賛成。エコなぞ糞食らえ。よって、汚らしいものは全部ゴミ行き。掃除とか洗い物とかやりたくないね。

シャンプーの詰め替えとかたくさん残っているなあ。こんなもん、入れ替えるのが結構面倒な上に時間がかかるから、値段とその時間を天秤にかければ、全然得じゃないね。アホらしい。

自炊も後片付けが面倒。人間は分業が進むことで発展して来た、という経緯もあるんだし、俺は外食でいいや。まあ、料理自体を楽しめる人にはいいんだろうけど、俺はあんまりそういうのがないし。

が、冷蔵庫や流しの下に、両親が残して行った食い物がたくさんある。これを処分して行くしかないので、当面は自炊をするしかない。

料理なんてできるのか、って話だが、米を炊飯器で炊いたり素麺や蕎麦をゆでる、ってだけ。料理と呼べるほどの物ではない。後は、味付けなんかは面倒なんで、冷蔵庫にある調味料を適当に。

せっかくなんで、素材そのものを味わういい機会だろう。外食ではできないことをやった方がいい。

ということで、しばらく一人で外食しないな。だいぶあちこち行ったので、飽きてきた感じもあるし、家の食材がなくなるまではこれで。

(続)


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