【九州紀行・67】熊本名物

旅行記

店を出て、市内をうろうろする。沖縄からぱくられた、糞モンテローザの目利きの銀次もあった。市街地はそこそこ大きい。九州各地の都市と同じで、やはりアーケードがメイン。

適当に居酒屋に入る。「」って店。森伊蔵があったんで、頼んでみる。量は本当に少ないな、ワンフィンガー。一応、本当に置いてあるだけましだが。銘柄の名前はあるけど置いてない店が多いから。

ここで、熊本名物、太平燕(たいぴんえん)を食う。五目ラーメンの麺が春雨になった様な奴。飲みながら食う物ではないな、これは。ただ、そんなに悪くない。昨今ダイエットは流行っているんだから、ラーメンの麺として春雨を使うのはありかな、と思った。

赤牛の肉も食った。肉の味の違いはそうそう分かるもんじゃないけど、旨かった。この赤牛は阿蘇の名物で、あの辺りで育てているらしい。名前の通り、毛が赤に近い茶色。馬刺は全国区になっているけど、この赤牛は余り聞かないな。もっと売り出しても良いと思った。

その後、締めのラーメン。俺は全然乗り気じゃなかったが、仕方あるまい、宿の近くの「」。基本豚骨ラーメンなんだけど、色々種類があったので、3人分3種類を。

馬油(ま-ゆ)、本来は馬の皮下脂肪だが、ラーメンでは大蒜を油で焦がした物、これが入っているのが熊本ラーメンの特色。これ自体は俺は結構好き。ただ、味が強過ぎるから、これを入れれば何でも一緒って感じにはなる。簡単に言えば、元の味をぶち壊す。

ここのラーメンも、どれも、良くある味、って感じではあった。熊本ラーメン、有名ではあるけど、街の規模の割に店は少ないと言う印象。

この日はこれにて撤収。

(続)


阿蘇の火口。

偽物。

太平燕。健康には良さそう。

熊本の吉野家。下のメニューは沖縄にもあった様な。

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