【慶良間紀行・24】慶良間とハブ

離島

外につながる道は門が閉めてある。出入りは自由に出来るが、開けたら閉める事。ハブの侵入を防ぐ為、と言う事だ。

この渡嘉敷島にはハブがいる。座間味島、阿嘉島、慶留間島、外地島にはいない。こんなに近いのに、不思議。標高の差だろうな。この渡嘉敷島はこれらの島々と比べると山なので。基本的に、平坦な島にはいない事が多く、山がちな島にはいる。

集団自決跡地は、この一帯で手榴弾などで自殺した場所。石碑の場所から先に入ったところがそうらしいのだが、細い林の中の道で、ハブがいそうなのでやめて置いた。

東展望台からの景色はぼちぼちだが、西展望台からは必見。座間味島を初め、慶良間の島々が沢山見えて、美しい。ここから先の西野林道も良かった。ハブ防止の門を開け閉めするのが非常に面倒だけどね。この林道は12月頃に桜も咲くので、その季節に来るのも良いだろう。

渡嘉敷の集落に戻って来て、水田を見る。この島は山がちなので、逆に、水が豊富。その為、稲作が行われている。古代米と呼ばれる、黒米、紫米などが中心とか。余り旨い米ではなかったと記憶しているが。調理法次第かも知れない。

ここで飯。この集落は全然食える所がないな。港の建物の2階「シーフレンドジュニア」でかろうじて。普通の定食屋。量が多い。こっちの集落だと、他は弁当屋か、スーパーのコープで買って食うぐらいしかないだろう。夜は多少居酒屋はあるそうだが。

(続)


白玉の塔。慰霊碑。

この奥に、実際に自決した場所がある。

西展望台からの景色。座間味村の島々が見える。

水田。この島では多少稲作が行われている。

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