泡沫話・2

いや、簡単でもない。聞くだけってのも難しい。向こうからすれば有り難い、筈。多くの人間は、こんな相手はしてくれないだろうし。そりゃそうだ、忙しい人間なら、自分の時間をここに取られる事は非常に惜しい。普通は面倒。しかも丑三つ時。

泡嬢だから下心故に対応する、ってのは分かるけど、今向こうは内地なんで、そう言うのもない。偶にこっちに戻って来た時に、なんてほんの一瞬の為にそこまで用意周到な罠を張るなら、他に行けよ、って話でもある。だから俺にはそんな気は、まあ、全く無ではないけど、ほぼ、ない。

この距離感が丁度良いのかも。向こうも、ビジネスを忘れている。俺が沖縄から態々神戸福原に行く事はないし。離れているからこそ、聞ける本音。少し前に書いたか、人は口語でのコミュニケーションを離れる事で本当の知性になる、あんな感じ。

電話も口語だけどね。でも、現実の距離が離れている事を分かっているからこそ、こっちは下心、向こうはビジネス、こう言う所から離れて話す事が可能。御互いの心の底を知るって事は、こんなにも難しいんだな。色々と複雑に条件が絡み合わないと不可能。

そんな奴らが何を話しているんだ?、って感じだが、ここで今こうしてネタにしている様に、得る物が多くて。だからこそ、対応している。普通、女の長電話なんて勘弁して欲しい物だし。

好奇心、これに尽きる。俺が昔からずっと知りたかった事を提供してくれるので、聞いているだけで良い。買う方の心理なんてのは、俺自身が何度も行っている事で、今更教えて貰う必要もない。聞かずとも、身を持って知っている。

(続)


渡嘉志久ビーチ。天気が悪い。

スポンサーリンク
336280
336280

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする

PAGE TOP