泡沫話・1

うたかたばなし、でも、ほうまつわ、でも、好きな様に読んで。俺の造語なんで。何か、字面は美しい気がするけど、どう?ぱくって使っても良いよ。

ビールの泡沫も終わって焼酎に。この茜霧島、今日でなくなるだろうから、飲み切って、明日からは酒のない生活を。と言う、予定。この類の計画、今までに一度も成功した事はない。

泡沫、うたかた、って読めば、どこか綺麗な響きがあるが、電脳空間広しといえども、こんな場末に、そんな儚い美しい物は求められていない。求められているのは下衆い話、だろ?なあ、皆の衆。じゃあ、そのニーズに合わせて。

時々、深夜に鳴る電話。まあ大体のケース、彼女の不満が溜まって零れ掛けている時だけれど、泡嬢から電話が来る。タイトルの泡沫って、この泡の事。で、箱の中で1度、外で1度、しか会った事はないが、なーんとなく、だらだらと遣り取り。

深夜に掛かって来る長電話でも、こんな不規則の思うが侭の生活をしている俺は、全く困らん。しかも、深夜なんて大体飲んでいるからね、こちらとしても管巻きの相手が丁度欲しかった所、逆に、付き合って貰える様で、大歓迎。

自分で言うのもあれだが、知性が非常に高い俺は、なぜ電話をして来たのかを、泥酔していても一瞬で汲み取る事が出来るし、その期待に副える受け答えをする事が出来る。ま、大体、聞くだけ、簡単だな。

(続)


渡嘉敷島西。

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