【野球のルール・9】カバーの重要性

管巻き

ランナーがいる時は、もっと複雑。セカンド、ショートなら、キャッチャーからの返球の際に、毎回ピッチャーの後ろにカバーに行く。それぞれ塁にも入る。牽制球でも、セカンド・ショートはいちいち動く。バントシフトでチャージを掛ける為に、ファーストやサードは投球と同時に前にダッシュする。

こう言うカバーなどを怠ると、暴投とかのミスが起きた時にボールが転々と転がって、あっさり得点されたりして、カバーをしなかった奴は、ベンチに戻ってから監督にぶん殴られる。体験談。

直接にエラーした奴が悪いのはもっともなんだけど、それをカバーする事を怠っていた奴が一番悪い、ってのが野球人の考え方。俺はこの考え方が結構好きだったりする。

皆、エラーはするからな、それをチームでカバーしよう、と言う事。野球は個人競技じゃねえ、チーム競技だからね、当然よ。

エラーは、技術的に完全には防げない。100%エラーをしない選手はいない。だが、その可能性を考えて、毎回カバーに走って置く事は、皆、出来る。もしそれをしないのであれば、ただの怠慢だ。そう言われても仕方ない。

だから、その様な、万一の為のカバーを怠っていた様な奴は、監督に殴られもする。いや、殴られるのは正直違うと思うけど、まあ、怒られるのは仕方ないな、そう俺は解釈していた。

(続)


温泉には入らなかったので、次回。

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