食い歩きはやめ・3

だから、本来の料理人の腕って、真逆になる。最高の食材を調理します、ではない。最低の食材でも最高に近いレベルで美味しく食べられる様に調理します、ここにこそある。これが腕の見せ所。

こう言う風に宣伝してくれる店ならば、俺は行って見たいなあ、と思う。只の高級店、高い物を高い価格で、ふーん、別に、御前の腕は何も働いていないが、ってしかならない。

だから、沢山食い歩いて、これはこれで色々な経験としては良かったんだけど、この程度でもう十分かな、ここから先はもうない気がしている。

今一の食材を何とかする、そう言う腕がある所は良い。それは色々と好奇心を刺激してくれるのだが、そうじゃない様な、その辺のどこにでもある様な、値段それなり、そんなのはもういい。

千べろだって、スーパーで買った酒をぐびぐびやった方が、千円で遥かに酔える。そう言う飲み屋が売っているのは、酒でも料理でもなく、場。出会いの場を提供している事が実は最大の売り。

それが今の状況ともなれば、もう売りはない。それに、そう言う出会いももう飽き飽き。合わないから、今迄続いた事もないし、更に人が減る今後は尚更その合う確率は下がる。

粟国島。造り物っぽいが、これで自然。
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