ハブ・4

管巻き

沖縄、奄美の固有種、希少種をマングースは食う。青カナヘビとかヤンバルクイナ。後者は1981年に発見されたそうだ。地元ではアガチ、アガチャ、ヤマドゥイ等と言われて知られていたが、正式な発見は結構最近。

このマングースを持ち込んだ元凶は、東大教授で動物学者、渡瀬庄三郎。1910年に沖縄に13~17頭。奄美には1979年に。この間、持ち込んだその成果は分からなかった様だ。

鹿児島市にも導入された。渡名喜、伊江、渡嘉敷、石垣ではマングースは定着せず。マングースにも2種類いて、インド産のフイリマングースとジャワ島のジャワマングース。沖縄に来たのは前者。

フイリマングースは雑食だが、昆虫がメイン。水嫌いで島間を移動せず。荷物に紛れる事はある。昔はハブとマングースを実際に戦わせるショーをやっていた様だが、今は動物愛護でやっていない。映像で見られる位。

代わりに沖縄ワールドではハブとマングースの遊泳競争が見られるが、確かに、マングースは水が嫌いなんだろうな、物凄い勢いで泳いで渡っていた。ハブは水の中に入ってものんびりしていた。

結局、マングースはハブに対する天敵と言う程でもない。同じ蛇であるアカマタがハブを食う事がある。こいつは毒蛇ではなく、絞殺系の蛇。無毒なので良い蛇だね。

開南の聖地。

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