電話

酔った勢いで、あちこちへしてしまった。しなきゃならんのがあったのよ。1つは愚弟。まじで全く連絡してねえんだな、こいつ。親父が末期癌だって教えたんだけど、初耳とか。半年位前の話だぜ、これ。

来年位に暇を見付けて行くよとか言い出したんで、ちょっと切れ掛けた。何とか抑えたけど、まあ、行かないよりは良いかと思って、ぎりぎり我慢した。

その来年が怪しいんだって、末期癌なんだから。この糞餓鬼、本当に切り伏せるぞ?ちょっと堪忍袋の緒が切れそう。舐め過ぎだろ、こいつ。今すぐに行けよ。

もう一つ、いっちゃんに。何年振りだろう、ぎくしゃくと会話した。いや、法曹界に行ったんだし、儲かっているなら、金、返してね、位の電話。

大体分かっていたけどさあ、こいつ、稼ぐつもりが微塵もない。自分がステップアップするだけが目標で、稼いだ分は全額自分に投資。当分返して貰えそうもない。

来年からまた海外に行くらしい。こいつは永遠に学生だろうな。学ぶだけで、教える立場になる事が想像出来ん。ぼちぼち頼むよ、親父が著名な医者で母ちゃんが薬剤師、本人が弁護士、どう考えても俺より金があるだろうよ、何でそんな家庭のを俺が立て替えてんの?返して?

勉強して来ます!って言われると、弱い。教育上、そこは否定する所ではないから。その資金を取り立てるのは鬼畜の所業。だから、無理。ま、いいか、変わってなかったし、あれが奴の良い所だし、あのままで。すっきり。


下の方は、かたつむりにて。

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