【教材レビュー3】実学

福沢諭吉の言う「実学」は「科学」に等しい。その癖、大凡科学とは呼び難い文学部が慶応義塾大学にある謎。ま、福沢は『脱亜論』を書いたように、東洋の儒学などを「虚学」と断定し、その対義語として「実学」を定義している。

俺が定義する「実学」は、理系科目全般と、文系科目の語学、法学、政治学、経済学、史学。逆に「虚学」は、文学と芸術学、つまり、現代文、古文、日本史の文化史、美術など。

歴史学は一見すると虚学っぽい。大化の改新だのカノッサの屈辱だの、知って何になる?みたいな気もしてしまうが、歴史を知らないと現代の諸問題を理解出来ない部分は多々有るから、俺は実学だと思っている。

文学はいらん。虚学だ。好きな奴が勝手にやれば良い。中高で必修科目にすることじゃない。白樺派だの耽美派だの、知って読んで、役に立つか?高校生が古文をやって「ありをりはべりいまそかり」とか覚えて、社会でどう使える?

日本史の文化史は細か過ぎる。法隆寺金堂釈迦三尊像とか螺鈿紫檀五絃琵琶、この名称を知って何になるよ、この現代で?こういうのが趣味な奴には楽しいのかも知れんが、99%の人間には知らずとも良い知識だ。

話が逸れたが、俺は推理小説を読むとか、こういう虚学とかは、何の役にも立たない暇潰し、時間の無駄だと思っているので、どうせ本を読むなら、自分で実学と思えるものを読む。それ故、語学や史学が多い。

(続)

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