【和食53】老人の思想

いずれ、現在の日本の立ち位置、経済大国、他の国に取って代わられるはずだ。中国にも抜かれるだろう。人口、歴史を考えれば、それがむしろ自然。それで何か問題があるか?日本が並みの国に転落したって良くないか?

身分相応な暮らしをしたら良い、そう思っていた。人間、そんなに一生懸命働かなくても良くないか?それなりに満足出来る生活を送れるだけの経済力はこの国にはあるんだし、現状維持でも十分。

わざわざ移民を受け入れんでも、それなりにやって行けるだろう。だったら、それで良くないか?沖縄に来ているのも、こんな自堕落な、一般社会と隔離された日々を送っているのも、こういう考え方の延長線上にある。

ごみごみした東京で、日本の、御国の、発展のために働く。世間一般ではこの「発展」、言い換えれば「進歩」、それは実に好ましいものらしいのだが、そんなものの為に身を粉にして歯車として齷齪と頑張る。

報われない努力。例え報われてもそれは経営者や国の為であって自分の生活はろくに豊かになりはしない、そんな下らない人生を東京で送るのは嫌になったからな。

老人の思想か。俺は多分早熟タイプなので、既に老人的思考になっているのかも知れん。そして、こういう隠遁生活に憧れて、これまで沖縄で十二分にそれをやってみたのだけれども、最近では飽きが来ていてね。

(続)

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