スナック民俗学

旧コラム

前の続き。

2軒目「でいりぐち」、西里通りの居酒屋。ここはでかくて活気があって繁盛している。酒も料理も出て来るのが早いし、料理は一人用に量を少なくしてくれたり、日焼けしていたから冷えたジェルを持って来てくれたり、と気が利く。

料理は基本的沖縄料理。古酒も安かった。立地も良いし、便利。深夜までは営業していないのが残念。宮古島は夜が早いんだよね。近くのステーキ屋だけ24時間営業だが、深夜は泥酔客でやばいことになっていると聞いた。

こういう情報は3軒目、イーザトのスナック「美月」で仕入れた。記事のネタになるし、地元の情報は地元の人に聞くのが早い。それに、スナック嬢の意見と言うのは割りと中立的で客観的。

何故かと言うと、スナック嬢は接客で数多くの人と話すので、多様な意見を吸い上げている。暇な時は店内で他の嬢とも話すし、景気の良し悪しとか客の増減にも敏感。

現代の民俗学のフィールドワークはスナックから始まる、とすら言えるかも知れんね。スナック民俗学として一つの学問にすらなり得ると思うよ。キャバのような餓鬼ではなくて、スナックの年配の方が良いね。

まあ、沖縄の場合はリゾートバイト嬢が多いので思うように情報を得られないこともあるが、今回の嬢は内地からではあるが、もうだいぶ長いそうなので、色々と聞けた。以下、得た情報。

(続)

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