ふるさと民俗学習館

旧コラム

前の続き。

昔は車が無かったからそれは考慮しなかった、ってのはあるだろうけど、土地はあるんだから、道を広く作って、もっと隣の家と余裕を持てば良いのに。その方が隣人とのトラブルも起きないだろうし。

井戸かな。毎日毎日使うものだから、誰でもそこから離れたところには住みたくない。だから井戸の近くに皆家を建てるので、建物が密集して道が細くなる、ってところだろう。昔はそれで良かったかも知れんが、現代では窮屈だ。

まだ時間はあったので、「ふるさと民俗学習館」へ。入館料は200円。入館の署名をするのだが、それを見ると俺らが3日ぶりの客のようだ。ここの受け付けの仕事、おいしいな。いや、ずっとこれじゃ気が狂って来るか。

3日前の客は大東島から。何でそんな辺鄙なところからこんな辺鄙なところへ。館内は在り来たりで、昔の食器や服、農業や漁業で使っていた道具などが並べられている。二階はこの島の伝統行事、「八月踊り」の写真展。

旧暦の8月8日から10日まで3日間、毎日朝10時から夜9時まで行われる舞踊の祭り。会場は二つ、集落の東西にあり、1日目は西、2日目は東、3日目は両方で。良くもそんなに飽きないで出来るね。

民俗学的には重要なものらしく、与那国の首長を宮古島の豪族が琉球王に命じられ討伐した、と言う実話に基づいた組み踊りがメイン。多良間島とは無関係じゃねえか。俺は舞踊には興味が薄いので、写真をざっと見ただけ。

(続)

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